女優 石原さとみ(20)のコメントは気が利いている。5日、都内でフジテレビ系主演ドラマ「花嫁とパパ」(火曜午後9時、10日スタート)の会見に出席。新人OL役について「ストッキングはく仕事は大変」と演じるものにしか分からない具体的なコメント。制作発表など会見の席は型通りのコメントで済ませる若手女優や俳優が多い中で、石原の気取りのないコメントは異色。名言も集めてみた。
石原が念願だったというOL役。しかも、アパレル会社が舞台だから洋服選びにも着こなしにも気を使う。会見にはドラマの中で購入した淡色のスーツを選んだ。さて、その感想は? 「これほど毎日、ストッキングをはく仕事は大変だな〜と思いました。高校生役は制服があるんですけど、今回はアパレル会社ですから。洋服に気合入れようって感じです」。
パンストをはくのが大変? 具体的でいて不思議な感想から石原のたどってきた人生が見えてくる。女性ならパンツルックでもパンプスを履けばパンストを着用するものだ。しかし、石原は芸能界入りするまで母親から化粧を禁じられてきた。「すっぴん」「ナマアシ」と「素(す)」を身上にする姿勢が、コメントからにじむ。
ドラマは、子供のころ母を亡くしたヒロインと、時任三郎(49)演じる「愛情が過ぎて束縛するうざい父親」との関係を喜劇タッチで描く。恋人役のKAT−TUN田口淳之介(21)と3人のドタバタ劇も見どころだ。「何かと格闘するので、筋肉痛なんですけど、この作品で、今まで人に見せたことないような(変な)顔を見せます。自分で毎回、あー頑張ったよな〜って思います。顔の筋肉も鍛えられます」。表情豊かな主人公を説明するのに「顔の筋肉も鍛えられる」とは、豊かな表現だ。
この日は「制作発表」と呼ばれる会見だ。最近では出演者に気を使い、質問も質問者も制限されるケースがある。「ドラマの見どころは?」なんて、基本的な質問まで禁じた番組もある。それだけに、どんな会見でも自分の言葉で気取りなく語る石原のコメントは目立つ。トーク番組で所属事務所の先輩・山口百恵さんの自宅を訪問した様子を詳細に語り、関係者を焦らせたこともあるけれど、サービス精神は満点。演技以外の魅力になっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070406-00000060-nks-ent